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<起業>という幻想。アメリカンドリームの現実 -あまりに酷いアメリカの起業家の実態-

この本はあまりに恐ろしいアメリカの実態が書かれた本である。

アメリカにはビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズみたいな恐ろしく頭の良い人が「大金持ちになってやる」とか「素晴らしい商品を作ってやる」とか、そういう自分自身が評価されるような凄い事をする気持ちでどうすれば成功するかを朝から晩までひたすら考えて会社を建てる、と思うだろう。そして、アメリカはそういう人ばかりだから成長しているのだろう、と誰もが考えているだろう

だが、この本に書いてあるのはそんな人間は本当に極一握りであり、実際は常識的な行為ですらまるでなってない、はっきり言って小学生以下の知能しか無い人間が起業するという事だった。

・私が考える起業のプロセス

これは完璧な主観だが、私が考える起業のプロセスとはこのような物である。これが一般的認識だと思っていた。

・起業したいと思う。(動機は「会社を首になってお金がない」とか「金持ちになりたい」とか何でも良い。実際、会社を首になって仕方なく起業して成功した人もいる)
・まずは片っ端から起業と会社運営と名言集みたいな人生に役立ちそうな本を読む。
・成功しそうな分野を探しだす。
・アイディアを100個以上出す。
・過去の歴史や経営の基礎からこのアイディアは成功するのか失敗するのか徹底的に考える
・次にどのような潜在的顧客がいるのか調べ上げる。
・一つのアイディアに絞って商品開発を行う
・売って成功する事を祈る

で、誰も彼もがこのプロセスをやっているだろうと考えていた。(会社を首になって金がない人は中々そういう余裕が無いだろうが)だが、アメリカ(おそらく日本でも大差ないだろう)の起業のプロセスの実態はこのような酷すぎる物であった。

・起業したいと思う
・自分の知識で行える業種を選ぶ(例:料理ができるのでラーメン屋を行う)

本当にこれだけである。正直、読んだ時は目を疑った。だが、起業家はこれが大半だった。更に恐ろしいのが以下の事実である。

・大半の起業家は会社を成長させようとしない
・マーケティングをちゃんとしない

この事がどれだけ恐ろしい結果をもたらすか、ちょっと会社経営について調べれば、すぐに分かる事だ。云わば小学生で習う九九のように、経営者や起業する人間には常識だと思っていた。

このあまりに恐ろしい事実がもたらすのが以下の悲劇である。

・成功しやすい分野があるのに、失敗しやすい分野で起業する。例えるならコーラ作りのほうが儲かるのにラーメン屋をやるような物
(このせいで成功しやすい分野の成功確率と失敗しやすい分野の成功確率はなんと608倍の差がある!)
・大半の起業家はサラリーマンより給料が安い
・そのくせ仕事がサラリーマンより多い
・さらにこの状況で自己満足してしまう
・社員の数を増やす事等が出来ないなど、社会貢献が出来ない
・そもそも起業家自体が少ない(なんとアメリカの起業家は日本より少ない)

このあまりに恐るべき状況は速攻で対処しなければいけないはずだ。とにかく、起業を目指す人間全員に「会社経営について調べろ」「任天堂みたいな超大企業でも何でもいいから決算発表を見ろ」「本を読め」と言って、それを徹底させるべきだ。でないと世の中は悪くなる一方だろう。どうりでアメリカ社会は格差が広がるばかりなわけだ

・常識とは何だ?

これを読んで、自分の常識が崩壊した感がある。考えてみると、自分の常識と世の中の流れが明らかに合ってないのだ。例えばiPhone。あれは言い方が悪いがどんな馬鹿でも経済の流れを調べれば思いつく代物のはずだ。DSもWiiもそうだ。当時のゲーム業界の流れを調べれば誰でも思いつく。私が「これは天才にしか思いつかないだろう」と思ったのはスプラトゥーンだけだ。
大半のヒット商品は突飛な発想があるわけではなく、歴史と基礎を調べて考えた、常識的発想に基づいて作られた物であり、本当に「これは出来ない」と思えるような物は殆ど無い。

つまり、非常に傲慢な考えだが大半の人間は文字が読めるのに本すら読まない、物事の基礎も調べない異常者ばかりという事になる。あまりに怖い。早急に対処すべきだろう。

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