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一万円のパソコンは作れるか

昨日の記事で思い出したが、一万円のノートPCを考えていた事がある。

最近、「日本のPC教育は遅れている」というニュースが何度か流れた。これをどうにかするには、と考えたわけだ。「国がノートPCやタブレットPCを全国に配れば済む」なんて単純に考える人もいるだろうが、お金で解決できたら苦労などしない。もしそういう人がいたら「その分の税金をお前は払ってくれるのか?」と聞きたい物だ。おそらく大多数の人が払おうとしないだろう。

ではどうするのか、というとやはりパソコンを格安で簡単に買えるようにする事に限るだろう。そして、その手の技術はだいぶ固まっている。

値段的には、おそらく一万円ぐらいが目安になるだろうか。
(一万円も払えない家庭があると言われた場合・・・正直、その家庭はパソコンを買う云々以前の問題があると私は思う。)

実際に似たような事をしたNPOのプロジェクトがある。ご存じの方も多いかもしれないがOLPCという物だ。が、1万円の値段に抑えるつもりがが2万円になってしまい、その後もプロジェクトが続いているようだが少なくとも日本国内ではあまり話を聞かない。おそらく上手く行ってないのだろう。

wikipediaのOLPCの記事


「NPOで無理なら、どんな組織がやっても不可能だろ」と思われるかもしれないが、このプロジェクト、wikipediaを見るに明らかに安く作る気があるのか疑わしい点が多く、もっと上手くやれる可能性はかなり高い。

・手回し充電器の搭載
(アフリカの奥地の村でも太陽光パネル等を使って電気を作れる時代である。流石に電気そのものがない国は紛争地帯か食料にすら困っていてPC教育どころではない国では?)
・消費電力(確かに電力が不足しがちな発展途上国に配りたいのは分かるが、それに拘って値段が上がったらどうする?)
・かっこいいデザインを追求(論外)

実際に任天堂は超高性能タブレットPCとも言えるニンテンドースイッチをたった3万円で売っている。この値段はユーザーが5千円以上するゲームを2,3本以上買ってもらう前提での値段なので一概には言えないが、性能を削れるだけ削れば1万円PCは可能となるはずである。

・個人で可能か?

さて、気になるのは個人で可能かどうかである。ゲーム機は不可能だったが、教育用格安パソコンではどうなる?

結論から言えば「条件付きで不可能でもないが、現実的にはやる価値はない」である。

まず、CPUやメモリと行ったコンピュータ本体。ラズベリーパイ辺りを使う事になるだろうが、これは5千円ぐらい。

OSはLinuxかAndroidを使えばいいだろう。これは無料である。オフィスソフトも今ならLibre Officeを使えばいい。これは無料で使えるオフィスソフトである。ラズベリーパイ上でも動くし、教育には十二分すぎる動きを果たしてくれるだろう。ウェブブラウザも無料で手に入れられるが、そもそもネットは子供の教育に悪いので入れる必要もないだろう。

キーボードはノートPCのような持ち運べる物でも千円から2千円ぐらいのがあるのでそれを繋いで動くようにすればいいだろう。他の部品は前のゲーム機の記事で見たようにそこまでお金がかからなくて済む。バッテリーも持ち運ばないのなら要らないので、もっと安く済む。

ここまでは順調だが、最大の問題が起きる。液晶がやたら高いのだ。何年前の物か分からないぐらい古いジャンク品の液晶でもない限り、普通に数万円してしまう。個人の電子工作用ですら、高い物は一万円ぐらいする。千円から2千円ぐらいの安いのもあるが携帯電話並みに小さくなってしまう。

が、この問題、一応避ける方法がある。テレビの液晶を繋いで使えるようにすればいいのだ。いくらテレビ離れが激しい昨今とは言え、テレビがない家庭はそうそうないだろう。HDMIのコストの問題があるものの、こうして液晶の問題も解決できる。

しかし、最近のテレビは極一部の小さい奴を除いてPCとして使うには大きすぎるので不便でしょうがないだろう。それとテレビのモニターをPC代わりにするのなら、スティックPCを使ったほうが明らかに早い。スティックPCはキーボードも液晶もないがその代わりに安い物で大体一万円ぐらいの値段である

とりあえず、個人でも教育用の格安パソコンを作って売ることは不可能でもないが、スティックPCの方が遥かに良くて現実的ではないというわけだ。

ただ、販売費などを計算に入れていないものの、理論上は個人でここまで出来るのであれば小さな会社でも出来る可能性は相当高いと見て良さそうである。何処かの会社がやって欲しいところだ。

ちなみにPi-topという実際にラズベリーパイを使ったノートPCがある。が、これは3万円ぐらいである。一体何処にコストがかかっているのは不明。

追記:

コメント欄でKanoという格安ノートPCが紹介された。ラズベリーパイを使ったPCで液晶がない物で約1万5千円、あるもので約3万円である。

https://kano.me/


私が考えた理想通りの教育用PCだが、やはり液晶がネックになるようである。

モノクロ液晶なら、値段は安く出来るのだろうか。ネットで調べた分では情報が出てこなかった。モノクロ液晶を作っている会社に直接聞かないと駄目なようである。

さらに追記:

今、改めて調べてみたら7インチ程度なら2千円ほどの格安で済むようである。

http://akizukidenshi.com/catalog/c/cglcd/


ニンテンドースイッチを持っている方なら共感してもらえると思うが、スイッチの液晶の大きさは6.2インチであり、ノートPCとしてギリギリ成り立つぐらいの大きさである。
(本当は7インチのAmazon Kindle Fireの方が例として正しいのだろうが、私はそれを持ってない)

つまり、個人で一万円の教育用格安PCは作れる。

実際に売って商売にするとなる販売費やら流通にかかるコストやらで話はまた別になってくるが・・・・

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無題
ノートパソコンではないですが『kano』が教育用としてはよくまとまってますね。
モニタ別売・キーボードトラックパッド付で150ドル。

http://gigazine.net/news/20141009-kano-review/

子供向けのポップな雰囲気でGUIによるプログラミングからはじめて本格的なPythonプログラミングまで学べる本格さ。
NONAME 2017/05/14(Sun)09:38:20 編集