忍者ブログ

RPG製作ソフト「Role Paint」を作っていくぜ!ツクールのようなRPG製作ソフト「Role Paint」を作っていくブログ。 相互リンク募集中

昨今の個人製作ゲームの取り巻く問題とそれを解決できないRole Paint

さっき書いたこの記事の続きである。いろいろ追記しようとしたが、改めて書くことにした。批判覚悟でいろいろと書く。

まず、「個人開発ゲーム」の定義をはっきりさせておく。ここで言う個人開発ゲームとは個人、またはそれに近い少人数で作るゲームの事をさす。インディーズゲーム、同人ゲーム、フリーゲーム、この3つを全て内包する。

・そもそもRole Paintを何故作り始めたのか

Role Paintを作り始めたのは・・・まぁ、有料で売るという発言を何度かしている通り金儲けの面もあるわけだが、同時に「個人制作のゲームをもっと盛り上げるには」と考えたからだ。

そして、至極話を単純にすると、「個人でゲーム機のゲームを作れる等きちんとした機能をつけたゲーム制作ソフトを作ればどうにかなる」と考えていた。(そして、そのきちんとした機能をつけるのに2年半から3年ぐらいの時間を現在進行系でかけているわけだが)

が、どうやら事はそういう問題ではなくなってきた。どうすれば面白いゲームを作れる個人のゲーム開発者を増やせるか、という問題が起きてきているようだ。そして、それが個人開発ゲームの衰退と行き詰まりを生んでいるように感じている。

・一体何故数が減っていたか

これは単純にツクールがいろいろやらかしたからだと考えていたわけだが・・・・どうもそうでもなさそうである。

原因は、あえて語弊を恐れずに単純化して言えば「アイディアと表現手法の枯渇」である。個人的な考えだが他者を圧倒できるゲームを作れなくなってしまったからこそ衰退したと考えたほうが良さそうなのだ。

例えば戦闘。2DだとATBかターン制ぐらいしか無い。これ以上新しい形の戦闘を生むのは非常に難しい。Undertaleのような手法もあるが、これは本当に奇跡に近い物と言える。そして、そんな奇跡はそう簡単には起きない。

RPGツクール2000の時代にSeprahic Blueが受けたのは他者を圧倒できる程のアイディアと表現手法を詰め込んだRPGだからだ。だが、今の時代に出したとしよう。評価こそされるかもしれない。だが、あのツクール界隈で起きた圧倒的人気は間違いなく取れない。

実際、ふりーむをざっと見渡すと大変失礼だがどうも既視感のあるゲームばかりになっている。圧倒的と感じさせる物が無い。これの原因こそ、アイディアと表現手法の枯渇であると考えている。

・アイディアと表現手法の枯渇はRole Paintでは解決不能

今更な話だが、正直この問題はRole Paintでは解決不能である。

Role Paintのやってきた事というのは至極単純な話で言えば「作り込みの手間の削減及びゲーム機やスマホでフリーゲームが遊べる事」である。要はSeraphic Blueのようなツクールだと作れるけど手間がかかりすぎる物をもっと簡単に作れるようにしようという目的だった。ツクールで作れない物を作れるという意味ではない。これではアイディアと表現手法の枯渇は解決できない。
そして既存のゲーム制作ソフトとの差別化は出来ない。

・必要なのは3Dの簡易化とコンサルティング?

では、どうすればいいのかという問題に突き当たる。

まず、真っ先に思いつくのは3Dの簡易化である。正直、3Dにはアイディアと表現手法の余地が大量に残されていると考えている。そして、膨大な手間(開発費)がかかる故に多くの個人開発者とゲーム会社が手を出せていない。前々から言われている事だが、この簡易化が必要だ。

そして、もう1つ。個人開発者がもっと面白いゲームを作れるように何らかの形で導く必要がある。云わばコンサルティングだ。これが必要となってくると感じている。

・Role Paintのフリー化もあり得るか

ここまで作ってきたが、はっきり言ってRole Paintでは今の個人開発ゲームの取り巻く問題を1つも解決できない。
かといって、まさか完成させないわけにも行かない。後もう少しで完成するというところで出さないというのもおかしい。
ただ、正直、このツクールと大差ないソフトで金をとるのはもう無理があるんじゃないかという感じがしている。もしかしたら売るのを諦めてフリーで出すかもしれない。

拍手[3回]

PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
無題
3Dってそんなにアイディアと表現手法の可能性残っていますかね?
unityとアセットで「3Dでゲームを作ること」のハードル自体はもう限界まで下がっていて個人が(開発環境整備において)どうにかできる余地は残っていないように思うのですが。
実際個人規模でも3Dのハイクオリティな同人ゲームを作っているサークルやインディーメーカーはありますし、これだけ環境が整っていて作らない人は単にそこまで3Dに興味が無いだけではないでしょうか?
NONAME 2017/10/04(Wed)10:45:38 編集
無題
こんばんは、「アイディアと表現手法の枯渇」というテーマが気になったためコメントします。

アイディアの枯渇については、現在公開されている個人開発ゲームの数を考えると仕方ないと思います。
ふりーむ!登録作品だけで13000作品を越え、その全てが新鮮味のある作品というのは無理があるかと。
もちろん、新作製作ツールの公開や技術革新によって新たな鉱脈が見つかるとは思いますが、それもいつかは枯渇するでしょう。
そもそも上のコメントにもある通り、3Dゲームによって拓ける可能性は低いと思います。

私はコンサルティングの方が可能性があると思います。
適切な解決策を出せるかどうか、そして開発者が解決策を受け入れた上で修正できるかというと少し疑問。
営利目的の強いインディーズはともかく、フリゲや同人ゲーだと「作者の作りたいものを作る」を良しとする風潮が強く、
開発者が作りたいものからかけ離れるような解決策を受け入れられるかどうか。
それ以前に、解決策を作品に反映できるだけの技量のある開発者がどれだけいるかも疑問。

新しい形の戦闘を導入するにしても、新たな演出手法を取り入れるにしても、
システム製作技術の他に専用のグラフィックが必要となるでしょう。
その他、ユーザーに受け入れられるためのチュートリアルやレベルデザインの調整も必要。
そこまでしたところで、可愛いキャラの登場するゲームに太刀打ちできるかというと……。

結局のところ、ゲームの製作者の技量が伸びないと解決できないんですよね……。
加えて、製作者の独りよがりな設計方針をどこまで抑えるか。
私自身、可愛いキャラの魅力を独りよがりなシステムによって殺した前科があり。
以上、まとまりのないコメントを失礼しました。
ゆ~たろ 2017/10/06(Fri)22:41:33 編集